積水ハウスの地面師詐欺事件は衝撃だった。
金額が63億だったこと、また大手一流企業が見抜けなかったのか?という点で非常に記憶に残っている。
そんな事件の数々を書いたのが本書である。
思うのは、「本人」であることの証明は本当に簡単だということ。
そして、真に「本人」であることはそれ故に難しいということ。
地上げ=悪のイメージがあったが、必要なこともあると知った。
また、詐欺はよくないが都心の一等地でなぜこんなぼろいビルや家屋が・・・
と思うこともなくはないため、良くも悪くもこうした事件で土地が有効に使われるようになることは小市民としては・・・