ホモサピエンス全史 ユヴァル・ノア・ハラリ

 

 

サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福

サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福

 

第19章が良い。

人間にとって幸福とは何か。

幸福は外部環境でなく、心の持ちようであり、ひいては心の持ちようにすら囚われず、今、をただ味わう、という仏教的な解釈につなげているあたりが、これまで漠然としか理解できなかったマインドフルネスの境地を実に分かりやすく洞察されている。

 

最近でた、ホモデウスではラストのほうに、人間は自然の一部であり、自然はアルゴリズムである的なことが最後に書かれていた。