「マインドフル・リーダーシップ」 田口 力
リーダーシップとは生き方である。
まだまだそれを会得する旅の半ば。
日々学びが大切。ということで本書。
マインドフル・リーダーシップ "今"に集中するほど、成果が最大化される
- 作者: 田口力
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版
- 発売日: 2015/09/11
- メディア: 単行本
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前作も読んだのだけれど、今作も具体的な行動・方法について、
端折るもんだからそこはストレス。
まったく触れないならまだしも、紹介だけして詳しくはまた書くわ~
と小出しにする姿勢は全く顧客目線でなく腹立たしい。
・・・とはいえマインドフルに読み込むと参考になる部分もあるもので。
以下備忘。
マインドフルネスとは「意識をその瞬間に集中すること」
リーダーシップの土台として次の段階がある
①Mindfulness目の前のことに全意識を向ける
②Self-awareness自分を知る・自己認識
③Authenticity混じり気のない本物のリーダー
混じり気のない本物のリーダーとは
・確固たる信念、価値観に従い実践、行動する
・目的達成への大いなる情熱
・他者への思いやりと果敢な決断力
・謙虚さと自信に裏付けられた幅広い人間関係
・品性、倫理観、自己統制力
リーダーは「自分の考えていること」を「自分の言葉」で伝え、
人を動かしていく。
人間は「経験の生き物」である。
経験から教訓を学びとることが本来の学習能力。
リーダーシップとは「人に(権威を使わず)影響を与えること」
パーソナルブランドを価値(幹)感を軸に磨き上げ、枝に繋げていく
ブランドとは「品質×評判」。
「知覚」と「判断」は同時には起こらない。部下の話を聞きながら
判断しようとするのはやめよう。
「学習性無力感」頑張ったが駄目だったという数度の経験が、
その後ずっと同様のことに対してやる前から諦めさせてしまうこと。
自分で決めつけていることはないか?気を付けよう。
コーチング
業績=能力+知識-妨害
妨害を除いてあげることが大切
相手のスタイルに合わせて話をすることが大切
(言語、論理重視or感情重視、フランクorきっちりなど)
ビジネス上相手に「好き・嫌い」の感情を持つのは時間の無駄
マインドフルにその瞬間瞬間向き合うこと
オープンな態度、心の在り方、行動を心がける