「簿記力コアトレーニング」Day1~7 1周目
これから12日間で簿記力コアトレーニングを3周しようと思う。
解説よりさらに気になって調べたこと、個人的な備忘を記録。
著者のブログも参考になりそう→簿記力 2ヵ月集中特別プログラム
- Day1固定資産の減損
問題では減損の兆候は把握済みだが、兆候の例としてはいくつかある
・2期連続でPLまたはCFがマイナス
・早期徐売却
・異なる用途への転用
・有休かつ将来の用途が未定
・市場、技術環境の著しい悪化 など
実務上は、きちんとプロダクト単位・事業単位でPLやCFが出せていなかったり、
取締役会で今後の用途が決まらずあいまいなまま、
というケースがある。
また、減損の認識判定における割引前将来CF総額とか、合理的に見積もれたら苦労しない・・・
そのため、実態としては一気に正味売却価格まで落とされるのではという気がする
回答のポイントは、検討のフローを覚えること
兆候の把握(あり・なし)→認識の判定(割引前CFと簿価の比較)→減損損失の測定
個別資産→より大きな単位での判定
※この際、認識の判定では個別減損前の簿価を使用
より大きな単位での減損-個別減損=減損増加額→まずは共用資産から引く
- Day2資産除去債務
目的は、除却費用の適切な期間配分(使用期間で割り振る)
償却方法は、紐づいている有形固定資産の方法にならう
ただし、除却なので残存価格は0とする点に注意。
除却費用っは現在価値に直して計上すべし。また、利息費用の計上も毎期行うこと。
- Day3リース会計
リース資産・債務の計上額算定を覚えるべし。
問題上は、所有権移転かつ購入価格明らか以外は、
購入価格とリース料総額の割引現在価値比較して小さいほう、と覚えるとよさそう
利息がいつにかかっているのか、ミスしやすい(前払・後払)
- Day4セール・アンド・リースバック取引
ポイントは、償却においては売却→賃借の影響をなくす形にし、
借入であるという実態からの、支払利息のみPLヒットさせること
SLBを経ても、資産自体にはなんら変化はなく、資産から生み出される将来CFが変化ないという思想から、おそらく上記となる。
なぜ、両建てでなく償却費に売却差額をヒットさせるのかが分からなかったがおそらく上記のような、考えからきている。
- Day5ソフトウエアの償却
関係ないけど、開示ではソフトウ「ェ」アじゃなくソフトウ「エ」アと記載するとか細かいキメがあったな、、、ポイントは見込みに基づく算出と均等償却を”毎期”比較し、大きいほうで処理すること
また、期末残が翌期以降の見込み収益より低い場合、減損処理すること
費用計上をできるだけ先にさせたい保守層に寄り添った処理だなぁ
- Day6工事契約の会計処理
途中で赤字と分かったプロジェクトを、その時点で引き当てる。
引当時は、工事原価/工事損失引当金 で仕訳ける
- Dya7退職給付会計
T勘定の解放をマスターするのが肝心
数理計算上の差異の貸借に注意。基本的にはT勘定内でバランスするはず